雛人形の正しい飾り方は?向きや方角にも注意!ダメな場所は?
2017/01/27
3月と言えば雛祭り!雛人形を飾って女の子の成長を祝う日ですね。
さてこの雛人形、ちゃんとした飾り方があるのは知っていますか?
そして飾る時に良い向きや方角があるので、知っていると飾るのが楽しくなりますよ!
それでは今回は雛人形の正しい飾り方についてご説明させて頂きます。
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目次
雛人形はいつ飾り始めて片付けるの?正しい向きや方角は?
雛人形を飾る時にいつからという決まりはありません。
節分が終わった立春の日に飾る人も多いですが、ひな祭りの一週間前に飾っても大丈夫です。
また雛人形を飾る日として「雨水の日」が良いとも言われています。
雨水の日は24節気の1つで、雪が雨になり、氷が水になって本格的な春が来る日と言われています。
桃の節句と言われているひな祭りの準備をするにはピッタリの日ですね。
そして3月3日のひな祭りが終われば次の日にはすぐに雛人形を片付けましょう。
長く出していると婚期が遅れると言われるので、大切な娘さんのためにも4日には片付けたほうが良いですね。
雛人形を飾る向きや方角は?
雛人形を飾る方角に明確な決まりはないですが、神棚と同じく南や東が良いです。
内裏様は天皇と皇后を表していて、天皇が地位を示す時に南向きに座ることから、南向きに飾るのがオススメです。
雛人形を飾る部屋と注意点!
雛人形を飾るなら和室や床の間があるならそこが良いでしょう。
また飾る時の注意点ですが、「直射日光があたる場所、高温多湿な場所、エアコンの風があたる場所」は絶対に避けましょう。
大切な雛人形がすぐに痛んでしまうので注意が必要です。
雛人形の飾り方は?7段・5段・3段の飾り方はこちら!
さて次に雛人形の飾り方についてご説明させて頂きます。
しっかり飾り方も学んで綺麗に飾りましょう!
「7段飾り」
1段目 親王(殿・姫)
塀風・雪洞・お神酒
2段目 三人官女(真ん中眉なし)
加銚子・三方・長柄銚子
3段目 五人囃子
太鼓・大鼓・小太鼓・笛・謡
4段目 右大臣・御膳・菱台・左大臣
5段目 橘・仕丁(怒、泣、笑)・桜
6段目 箪笥・狭箱・長持・鏡台
針箱・衣装袋・火鉢・茶道具
7段目 籠・重箱・御所車
向かって右からこのように並べ、6段目と7段目に関しては決まりがないのでバランスを見ながら飾りましょう。
「5段飾り」
1段目 親王(殿・姫)
塀風・雪洞・お神酒
2段目 三人官女(真ん中眉なし)
3段目 籠・重箱・御所車
4段目 五人囃子
太鼓・大鼓・小太鼓・笛・謡
5段目 右大臣・御膳・菱台・左大臣
4段目と5段目に蹴鞠人形や祭列人形を飾ったものもあります。
5段飾りは人形のバリエーションが豊富なので、どんな人形が入っているのか確認してから購入しましょう。
「3段飾り」
1段目 親王(殿・姫)
塀風・雪洞・お神棚
2段目 三人官女(真ん中眉なし)
3段目 籠・重箱・御所車
1段目に雛道具が飾れない場合は、飾らなくても大丈夫です。
雛人形の正しい飾り方は?向きや方角にも注意!ダメな場所は?まとめ
いかがだったでしょうか?毎年飾っている雛人形も正しい飾り方や向きをしることで楽しくなりますね。
大切な娘さんの為にも雛人形を飾ってあげて、ひな祭りが終わればすぐに片付けてあげしましょう。