インフルエンザの予防接種に副作用はあるの!?こんな症状は注意!
2017/01/28
冬場に大流行するインフルエンザ。
インフルエンザにかからない為に予防接種を受ける人も多いと思います。
予防接種を受ける時に気になるのが副作用。
せっかく予防接種をしたのに、副作用でしんどい思いをするのは嫌ですよね。
そこで今回はインフルエンザの予防接種の副作用についてご紹介させて頂きます。
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インフルエンザの予防接種の副作用はどんな症状?
予防接種を受けた時に、注射したところが赤く腫れることがあります。
これは予防接種の副作用(副反応)と呼ばれていて、副作用の代表的な症状です。
このような症状は身体がちゃんと反応していて、抗体が作られている証拠。
時には発熱、頭痛、全身がだるくなるなどの症状もありますが、これらは副作用によって起こる場合があり、2〜3日すれば治ります。
インフルエンザの予防接種で副作用が出る人は10〜20%と言われていて、どれも軽度の症状で3日ほどで治るものです。
こんな症状が出た時は注意!
インフルエンザの予防接種は不活化ワクチンと言って、ウィルスを科学的に処理しているので感染力がありません。
つまり予防接種が原因でインフルエンザが発症することは無いです。
だいたいの副作用は正常な反応で軽度のものが多いですが、稀に重度の副作用が出る場合もあります。
もしインフルエンザの予防接種を受けて、このような症状が出た時は注意が必要です。
・注射痕の腫れが広範囲に広がっている。
予防接種を受けた時に狭い範囲で腫れる場合はありますが、広範囲まで腫れる場合は注意して下さい。
腫れが肘や肩まで広がる場合はワクチンに対して過剰に反応しているので、すぐにお医者さんに診てもらう必要があります。
・呼吸が苦しくなる
予防接種をして呼吸が苦しくなったり、じんましんや嘔吐や吐き気、意識がもうろうとする症状が出たら注意して下さい!
アナフィラキシーの可能性があり、アレルギー反応が原因で予防接種から30分以内に急激に進行します。
このアナフィラキシーはインフルエンザの予防接種だけでなく、ほとんどの薬の副作用にも書かれています。
アナフィラキシーで有名なのがスズメバチの毒です。
スズメバチに刺されると毒に対しての抗体が作られ、2回目に刺された時に過剰反応が起こり、最悪の場合は死に至ります。
インフルエンザの予防接種でも起こる可能性があり、特に卵アレルギーの人は危険です。
なぜなら予防接種のワクチンを作るときに鶏の卵を使うので、鶏卵の成分が含まれてしまうからです。
過去に卵の成分でアナフィラキシーショックを起こしたことがある場合は、予防接種は受けない方が良いでしょう。
・両手両足に力が入らない
重度の副作用の一つにギランバレー症候群があります。
この症状は呼吸が出来なくなったり、手足に力が入らなかったりします。
予防接種後の1〜3週間後に症状が発症し、時間をかければ治ることが多いですが、神経内科などの専門医で診てもらうことがお勧めです。
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インフルエンザの予防接種に副作用はあるの!?こんな症状は注意!まとめ
インフルエンザの予防接種に限らず、副作用は出る可能性があります。
軽度の場合は問題ないですが、明らかに症状が悪化する場合はすぐにお医者さんに診てもらいましょう。何事も早めの対応が大切です。